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他社のミスで謝ったこと

"法人間の売買取引に関してのことです。
私の勤務する会社の仕事は売買の合意に至るまでです。
買主側の法人の担当者の意向を売主側の担当者へ伝えます。

売主側との打ち合わせの際、途中で担当者が代わりました。
というのも、最初に応対した人間は支店長で、本来は担当はしない立場にいるようです。
代わりの担当者は副店長という肩書です。
法人相手の取引では副店長が担当することになっているようです。
事の発端はこの担当者の入れ替わりです。

一連の打ち合わせの中、「A」という条件がありました。
支店長には「A」を伝えてあり、問題もなにもありませんでした。
交代した副店長は支店長から全て引き継ぎを受けているという話だったので、私から各条件については改めて話をしませんでした。

後日、買主側の担当者から電話が入りました。
契約書の中に条件「A」についての記載が全くないとのこと。
担当者はかなり怒っています。

慌てて売主側へ電話すると、副店長は「そんな話は聞いていません」と悪びれもしません。
自分たちには落ち度がないと思っているようです。
その時は支店長が不在だったので、話にもならず、電話を切りました。

改めて買主側へ電話をして、担当者へ謝りました。
時間が経ち、担当者も怒りがおさまったのか、普段通りの口調で原因を聞いてきました。
隠さずに全て話しました。
担当者は「おたくのミスじゃないでしょう! なんで謝るの!」と、私の肩を持ってくれるような口ぶりです。
ありがたいなぁと思いながら、「副店長に条件の再確認をしなかった私のミスです。申し訳ありませんでした」と、改めて謝りました。
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